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ワクチン

当院で行われる予防接種

当院では、成人の帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、新型コロナウイルス感染症ワクチンなどの予防接種を行っております。ご不明点・ご希望などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

予防接種の働き

ワクチンは、病原体である細菌やウイルスを弱めたり無害化させたりして使用されるものです。ワクチンを受けることで、体内に抗体が生成され、病原体が侵入した際に排除しやすくなります。
感染症を防ぐだけでなく、重症化を予防することにも繋がります。

予防接種の副反応

予防接種後に一般的に見られる副作用として、注射箇所の赤みや腫れ、発熱、頭痛などが挙げられます。
また、稀にアナフィラキシーショックなどの重篤な副作用が起こる恐れもあるので注意が必要です。重篤な副作用が現れた場合は、速やかに当院までお問い合わせください。

当院で接種可能なワクチン

インフルエンザ

インフルエンザは、10月末から徐々に流行し、翌年3月まで感染が広がる感染症です。ワクチンの効果は接種後約2週間で現れ、効力は約5ヶ月間とされているため、流行期を迎える前に接種を済ませておくことが望ましいです。
ワクチンを受けても完全に感染予防できるとは限りません。しかし、発症した際の重症化を防ぐのに有効とされています。
当院では2歳以上の方々を対象にワクチンを提供いたします。65歳以上の方々には接種費用の助成を受けられる場合もありますので、ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

肺炎球菌ワクチン

年齢とともに免疫力・抵抗力が低下するため、高齢者は肺炎のリスクが高い傾向にあります。
肺炎を引き起こす細菌の中で、代表的なものが肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンの有効期間は約5年なので、前回接種から5年以上経過している場合は再接種が望ましいです。
感染予防や症状軽減のため、定期的なワクチン接種が大切とされています。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹とは、疲れている時や免疫力が低下している時に、ピリピリとした痛みを伴った水疱、かゆみを伴う発疹が現れる疾患です。初めは蕁麻疹や汗疹と間違えることもありますが、痛みが次第に激しくなり、発疹が広がっていきます。
治療を始めるタイミングが遅れると痛みが一生涯続く恐れがあり、生活に支障をきたしたり、ケロイドのような瘢痕が残ったりします。
さらに、妊婦が感染すると重い肺炎を合併し、赤ちゃんにも悪影響を及ぼす恐れもあります。このため、高齢者だけでなく、妊娠中の方やそのパートナーもワクチンを接種するのが望ましいです。
帯状疱疹ワクチンは2種類あり、水痘生ワクチンと50歳以上の方に推奨される帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス)が存在します。
不活性ワクチンは発現を90%以上抑えることができ、効力も生ワクチンよりも10年間(生ワクチンは5年)と長く持続するため、当院では不活化ワクチンをお勧めしております。また、神戸市では地域の皆さんの負担を軽減できるよう、助成金制度が用意されています。

コロナワクチン

感染症の発症・重症化リスクから身を守り、発熱や咳などの症状が現れるのを予防するために接種します。ウイルスが持っている、タンパク質を生成する元となる遺伝子情報の一部を投与することで、免疫が形成されます。それにより、ウイルスに対する免疫が構築されるのです。

ワクチンの価格表

インフルエンザ 1回:3,000円
肺炎球菌(PPSV23) 不活化ワクチン 1回:8,000円
肺炎球菌(PSV13) 不活化ワクチン 1回:10,000円
帯状疱疹ワクチン 生ワクチン 1回:9,000円
帯状疱疹ワクチン 1回:25,000円(2回行います)
コロナワクチン 1回:16,500円